インスタレーション、立体、ドローイング、写真など様々なメディアを用いて作品を制作するアーティスト・松延総司(まつのべそうし)の壁紙10点をリリースしました。
黒色/影を自身の手によって再構築したコンセプチュアルアート”Patterns of Dark”シリーズから今回は、自身の故郷がつくりだすさまざまな表情にインスパイアされたパターンが登場。見る距離によっても印象が変化する「地」とも「図」ともつかない壁紙は、空間に新しい知覚体験を作り出します。
松延総司より制作コメント
「私の故郷である熊本県人吉・球磨地方は、山に囲まれた盆地で、霧深い地域として知られています。
冬になると霧が出ない日の方が珍しく、正午近くになってようやく霧が晴れてきます。
夜明け前の深いグレイから、太陽光に照らされた明るいグレイ。
霧越しに見える遠くの山々と、目の前でうごめく霧の粒子。
暮らしの中で体験してきたグレイのバリエーションと、それらが重なる様子が、
今回のパターンのインスピレーションになっています。」
SOSHI MATSUNOBE ALL LINE-UP
Pattern of Dark #38 / CRSM007
Pattern of Dark #39 / CRSM008
Pattern of Dark #40 / CRSM009
Pattern of Dark #41 / CRSM010
Pattern of Dark #42 / CRSM011
Pattern of Dark #43 / CRSM012
Pattern of Dark #44 / CRSM013
Pattern of Dark #45 / CRSM014
Pattern of Dark #46 / CRSM015
Pattern of Dark #47 / CRSM016
松延 総司(まつのべ そうし)/ アーティスト
1988年熊本生まれ。インスタレーション、立体、ドローイング、写真などのメディアを用いて、様々な方向から線、影、地(背景)、虚無のような、形を持たない概念にアプローチを行い、作品を制作。主な展覧会に「Soft Territory かかわりのあわい」(滋賀県立美術館、 2021)、「ねじれたネイチャー」(京都市大見村、 2020)、「See t he S hades」(HAGIWARA PROJECTS、 2019、東京)、「ねじれたライブラリールーム」(熊本市現代美術館、 2018)など。 http://matsunobe.net