
クリエイターからクリエイターへ、紹介によって数珠のようにバトンをつないで壁紙をデザインしていくリレープロジェクト『CREATORS CIRCLE』。
今回は、4組のデザインを同時にリリースしました。
1人目は、アーティスト・八木亮太郎よりバトンを受け取った、砂絵作家・長嶺克洋が登場。沖縄出身・在住の長嶺が描く、色鮮やかで楽し気な海の様子を繊細な砂によって表現。実際の作品をスケールアップすることで、砂の一粒一粒がはっきりとした表情で壁面にディテールをもたらします。
長嶺 克洋より制作コメント
沖縄の砂浜の砂を用い、「アダン」と「波」をモチーフにしたえを描きました。この壁紙が使用される様々な場所で、沖縄のビーチで南の島の風に吹かれる感覚になってもらえたらいいなと思い制作しました。
長嶺 克洋 (Katsuhiro Nagamine) / 砂絵作家
1984年 沖縄県那覇市生まれ。
2013年頃から砂絵の制作を開始。
沖縄を拠点に、展示や出店等活動中。
Instagram / @sandpaint_oceano

2人目は、沖縄を拠点にするアーティスト・BEBICHIN。同じエリアで活動している、砂絵作家・長嶺克洋からの紹介でバトンを受け取ったBEBICHINは、沖縄の夜の空からイメージを広げた煌びやかで夢のような世界観の作品を制作。
BEBICHINより制作コメント
沖縄の空にかかる天の河に近づいていくと、そこに広がっていたのは、さまざまないきものたちの「星わたり」の様子でした、、、というのが作品イメージです。
BEBICHIN (ベビチン) / アーティスト
沖縄首里在住。
街から姿を消していく古民家から出たブリキや古材をキャンバスとして絵を制作している。
沖縄県内外で展示会やワークショップ多数。
Instagram / @bebichinart
3人目は、大阪発信のアートプロジェクト「#ARTGOESON」とのコラボラインより、画家・イラストレーターとして活動する、MURKOSが登場。唯一無二の色彩感覚で描かれたお花たちは、独特な筆致によって鮮やかで美しいだけではない魅力を放ちます。
MURKOSより制作コメント
植物や花、星など色々なイラストを組み合わせ、庭園迷路に迷い込んだようなワクワクするデザインになっています。
MURKOS(ムーコス) / 画家・イラストレーター
鮮やかな色彩と軽やかな線を用いて人物や静物を描く。商業施設のキービジュアルやプロダクトデザインなど、多くのクライアントワークを手がける一方で、油彩やアクリル画、立体作品の制作にも取り組む。心地よく穏やかに生きるための視点や思考をコンセプトに作品を制作し、大阪を拠点に個展やアートイベントで発表している。
WEB / https://murkos.com/
Instagram / @murkos

拡大した際のイメージ
4組目は、写真家・青木遥香からバトンを受け取った、浜松を拠点に活動するデザインスタジオ・UO。社会におけるデザインの有用性を追求する彼らは、日常の中に起こる些細ともいえる出来事をデザインとして昇華。無数のドットが見える場所・時間、真っ暗な壁面と感じる距離・タイミング。色々な要素が絡みあい、見る人によって表情を変えるデザインとなった。
UOより制作コメント
ランダムに配置された無数のドットは、よく見えるもの・見えにくいものなど大きさがさまざま。壁との距離、部屋の明るさ、視力の違い、意識の向け方などによって見える数が変わるので、いつも印象が変わる。自然の中にいるときもそのようなことがよくある。
UO(ウオ) / デザイナー
UOは松田優と谷雄一郎により2020年に設立した、静岡県浜松市を拠点とするデザインスタジオ。多様な企業・組織とのクライアントワークと自主プロジェクトを往来し、互いの活動をフィードバックすることで今後の社会に必要とされる意味や価値の探求と、それらの社会実装に取り組む。
WEB / https://uo-design.jp/
Instagram / @uo_hamamatsu