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ニュース - 壁紙WhO

“SHIFTING COLORS”をテーマに、空間における色彩効果を追求した45点をリリースしました

2023.05.16

「PATTERNS」シリーズへ、新たに4柄45点を追加しました。

 

“SHIFTING COLORS”をテーマに、グラデーションのような色の移り変わりをベースにしながらも、デザインの構成要素に多様性をもたせ、細かい単位で検証しながら新しい表現を追求。個性的な色彩効果をもつ反面、シンプルでグラフィカルな印象で、さまざまな空間にフィットしやすいラインナップとなっています。


“SHIFTING COLORS“の企画背景について

 

グラデーションを用いたデザインへの一定のニーズに加えて、最近ではテクスチャー以上に光と影を表す色の移り変わりなど、質感をより色合いにも求める傾向が続いています。そこで「色」を用いた表現の幅をさらに広げるべく、WhOのプロデュースを務める、クリエイティブユニット「graf(グラフ)」と共に、新たな柄の開発をスタートしました。

 

[左] MESH / P113B、[右] “STRIPE”制作過程での検証(※実際のカラーと異なります)

“STRIPE”は、細かな線の集まりの中で、色と色が混ざり合う部分の高さを統一するのではなく、あえて揺らぎを持たせることで、引きで見た時の心地よさを意識しました。

寄りで見たときの印象も踏まえながら、俯瞰して感じることができる揺らぎも効果的になるよう調整を繰り返しました。

 

MESH / P113F

 

異なる線幅の重なりによる密度で濃淡を表現する“MESH”も同様に、近くで見た時の線の繊細さ、引きの大きな面積で見た時のグラデーションのダイナミックさを意識して目の細かさを調整。横に広い面ではハイライトの揺らぎも見え、多層的に印象が変わるようにしました。

 

絵の具とスポンジを使用して描いた“PAINT”は、空間に用いられる木やテキスタイルといったナチュラルな素材と調和するような質感や、塗りの重なりがつくる奥行きや重厚感ある表現を目指しました。

そのため、グラデーションが綺麗になりすぎないよう、スポンジでタップしたときに残る絵の具の凹凸や濃淡を意識的に残しています。

 

 

“人の目線の高さ”を意識した実検証。デザインにあたっての苦労について

 

今回のシリーズでは「人の目線の高さ」を意識し、色が混ざり合うポイント・移り変わりのポイントが、壁紙の中でどこにあると見ていて心地よいか検証。タイル状の蜜な構図といったデザインの特性も踏まえると調整するべき要素が非常に多く、「デザイン」と「人の目線」と「カラーリング」の3点が落ち着くポイントを、それぞれの方向から探りながらmm単位での細かい調整に時間をかけました。

立っているときや座っているときの高さや、柄の細かさ・粗さなど、まるではた織り機とにらめっこするように、空間の中で引き締まった印象になるよう、実検証を繰り返しました。

 

 

カラーバリエーションは、ポップなカラーパレットをベースにしつつ、中間色が調和するよう、濃さ・明るさ・彩度を細かく調整。空間に寄り添うようなベーシックなトーンで馴染みの良いラインナップにしました。

あえて色同士が際立つよう調整したものは、反発しすぎない程度に柔らかさと爽やかさを感じる色彩に。いずれもPATTERNSならではの豊富なカラーバリエーションで展開しています。


”INTERIOR SHEET”との組み合わせで空間表現の幅を広げる

 

今回の新柄では、さまざまな壁面幅でも単調にならないデザインを目指しましたが、特に奥行きのある長い壁面では照明効果と合わせると一層動きのある印象に。通常のビニルクロス“WhO WALLPAPER”より耐擦過性に優れ、鉄扉やスチールパーティションなどの金属下地にも対応した”INTERIOR SHEET”との併用で空間表現の幅を広げます。

https://whohw.jp/series/interior_sheet/

 

PATTERNS ALL LINE-UP

STRIPE / P112A~L

 

MESH / P113A~N

 

PIXEL / P114A~N

 

PAINT / P115A~I

 

WhO INTERIOR SHEET リンク WhO WALLPANEL リンク